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尊い仕事
最近このブログにも良く登場してまいりますが、弊社は建築設計事務
所を併設しておりまして、住宅の耐震診断などをよく手がけさせてい
ただいております
阪神淡路大震災から20年目を迎えた1.17以降、この手の問い合わせが
急増いたしまして、現在その現場調査に順次お伺いさせていただいて
いる次第であります
今日も朝から先日現場調査をさせていただいたお客様宅にその耐震調
査の結果、いわゆる『耐震審査結果報告書』と言うのをお持ちさせて
いただいたのですが、ご夫婦そろって真剣に聞き入っていただきまし
たよ
とかく耐震のことを気にされておられるお客様と言うのは、何かにつけ
きっちりとされている方が多く、家のメンテナンスも定期的かつ計画的
に取り組まれているような気がいたします
あっ、それとどこのお宅もご夫婦の仲がいいですね!
基本、弊社のお客様はご夫婦の仲がいいお客さんが多い傾向にあると思
うのですが、この耐震調査をご依頼される方って特にその傾向が強いと
感じます
やはり夫婦仲、あるいは家族の仲がいいからこそパートナーや家族を守
りたいという気持が強くなっていくのでしょうか?
ただならぬ家族愛を感じてしまいます。。。
皆さんほんと家族思いのいい方ばかりで、、、爪の垢でも煎じて飲ませて
いただきたい気分ですね(笑)
さて肝心の診断結果のほうは?と言いますと、、、残念がなら現行の基準
から比べればそういい評価ではなかったのですが、築年数から考えます
と平均的な値となっていたんじゃないでしょうか!
ちなみにこの報告書の中身がどうなっているかと申しますと・・・
チラッ
現地調査で得た情報を細かく分析し、計算根拠を元に建物の強度を算出
しております
図面上では壁の強さや家の重心・剛心と言ったものも細かく表されてい
るんですよ
今回のお客様にはこの現状を踏まえ、次の段階、いわゆる補強案の策定
(どうやったら耐震性が増すのか?と言う具体的な設計)を進めてくだ
さいと前向きなご依頼をいただきました
ちょうど今は(役所の)年度の変わり目と言うことで、補助金の状態が
今一つしっくりときませんが、別物件ではすでに来年度(4月以降)に
向けての補助金申請も進めておりますし、にわかに耐震ムードも高まっ
てきたようですね!
来月にはあの東日本大震災が発生した3.11を迎えます
現在も三陸沖では断続的に大きな地震が発生しているようですが、日本
のいたるところでも地震が発生しているせいか、お客様の関心も今まで
にも増して強い気がいたします
私たちにできることは、そのいつ来るかわからない大地震が起こった時
に家族の命を守ることの手助けをすること!
とても尊い仕事だと考えております。。。